マルハダカ

くだらない。そう嘲笑ってるものが意外と羨ましかったりして。気持ち悪い。そう貶してるものも意外と欲しかったりして。人は簡単に変わることなんて出来ない。言い切れる。貴方から見えるワタシは何処にも居ない。悲しいことかもしれないけど、ワタシには貴方の目が死んでるようにしか見えなかった。嗚呼、騙された。好きだけど息苦しい。そんな場所から去る前に気づけて良かった。去ることを決意したのは間違ってなかった。明日、携帯を変えます。汚いものは今日ここに置いて、さようなら。ワタシのワタシによるワタシのための最高のどんでん返し、待ってろ。またいつか。

苦汁100%な日記

  苦汁100%、私の大好きな本。この本を読んでから感情執筆欲に苛まれるようになった。  さて、今日はとんでもなくツイてない一日だった。一日中イライラしていた。こんな日は人生で今日だけで充分だ。なのにどこにもぶつけられないから、今からここに事実と感情を書き殴る。  いつものように朝8時過ぎに家を出て自転車で駅まで向かう。この道のりは交通量と信号が多い。イライラしない日は殆ど無い。横断歩道で信号待ちしていた。背後から自転車で勢いよくぶつけられた。意味が分からない。何故ぶつかるんだ。不注意極まり無い。振り返ると汚い爺ィだ。間抜けな顔。それがより一層頭にきて睨みつけてやった。睨んだだけで、心の中は氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね…!でいっぱいだった。普段はちょっとムカつくことすら少ないのに、この時ばかりは自分でも驚く程の強い怒りを覚えた。数分後、頭とか首とかが痛くなった。こういうこともあるから大したこと無くても警察に届けた方がいいんだろうけど、それはつまり加害者と居る時間が延びるという事だ。それが嫌だから一刻も早く離れたい。顔も覚えたくないし覚えられたくない。勘弁してくれ。そして氏ね。  学校に着いた。1限目。先生の息が臭い。今すぐ薬局の歯磨きコーナーへ行ってくれ。講義もつまんなくて、頭の痛みもついでに忘れたくて寝た。  2限目。出席を取らない講義だ...

悲しくて悔しくて言えないよ

サイテーなことを考えてしまううまくいかなくて思うようにできなくてぶつける場所がなくていっぱいいっぱいでつらくてつらくて伝わらなくて 大好きなものを抱きしめて憧れや理想が目の前にあるのにそうなることが許されないかのように近づけなくてまわりが羨ましくて好きで好きで仕方がないけど嫌で嫌で仕方がないそんなココロを映したみたいにわたしの部屋は散らかっているどこで間違ったのだろうか

青春Cloudy

どんより、もくもく、ぷかぷか、私の青春時代っていつなんだろう。美人でなんでも揃ってるあの子には、やっぱり彼氏が居た。べつにどうでもいい。仲のいいあの子は、近々合コンに出向くらしい。べつにどうでもいい。同志のあの子は、そこそこタブーな恋愛をアツアツに楽しんでいるみたい。べつにどうでもいい。私にとっての青春は音楽で、音楽こそが青春で、愛で、愛しくて、真っ赤で、真っ黒で、青々しい。色んな言い訳と自我が絡まり合って、今の私が在るけれど、満足の裏に誰にも見せられない後悔とか否定的な沢山のあれこれを隠している。今度、合コン誘われた時は、行ってみようかな。この雲、突き抜けて。

10代の窓

私はまだ10代だ。まだ10代だけれど、自分なんてもうじゅうぶん大人だと思っていた。違った。おばあちゃんは今90歳らしい。見た目の若さからしてわりと信じ難い。随分会ってないけど。家にセレモールの資料が沢山あった。父は三兄弟の末っ子だ。末っ子なのに偉いな、と思った。言ってしまえば、父よりも私の方が大人なんじゃないかと思う事もあった。父がイラっとするような事ぐらいで私は怒ったりしないから。母が留守の時でも自分で何でもできるから。お姉ちゃんに気を遣えるから。だけど違った。おばあちゃんの誕生日は6月らしい。たぶん何度か祝ったこともあるんだろうけど憶えてはいなくて、例のセレモールの資料をさっきこっそり見て知った。居なくなってしまう前にあと一度くらいは祝いたいと思った。だけど父はちゃんと現実を見ている。いつも通りの顔でおばあちゃんの最期を考えている。それが大人なんだ。大人になんかなれやしない。

冷めてねぇし

花火だって お祭りだって 人混みだって好きな人となら浴衣も着て我慢もするしわざわざ山登らないと見れない夜景だって好きな人に誘われたら絶対行くしどれもちゃんとわたしの目に綺麗に映るしその横で好きな人との思い出も大切にできるしわたしはこんなにふつうなんだから勝手に決めつけて 勝手にいっしょにしないでわたしを説明できるのはわたしだけなんだからもう ほっといてよ

偶然の出会いを運命に変えられないでいる

この一歩で あの一歩で 変わると思った。きっと変えられると思ったんだ。なのに  なのに突然、消えた。君の中から僕が消された。だけどこんなふうに僕も要るものと要らないものを残酷に決めつけていたのかもしれない。だからきっとひとつひとつを優しく大事にすることの出来る人が愛される枠の中で生き残る。簡単に信じたり魅せたり笑ったり出来たらいいのかもしれないけれど、上手くいかないからこそ自分を守れるってことを僕は知っているから。だから僕は自分を一番に愛す。いつか自分を一番に愛す貴方から二番目に愛されたら、とっておきの幸せだよな。

まず、顔が嫌い!

あんたから見える私は私で無い。あんたが思うより私はずっとずっと女の子。あんたに心配されるほど私は弱くないし、あんたを信用できるほど私は優しくない。あんたに語られるほど私は真っ直ぐじゃないし、解って欲しいと思わない。あんたには私を絶対に教えたくないし、絶対に踏み込んで欲しくない。あんたは私の言葉や心についていける筈がないし、すべてを受け入れて欲しいなんて思えない。あんたの好きな所なんて一つもないし、世渡り上手な生き方なんか尊敬できる訳がない。私が居なくなって、側から消えて、助手席になんて乗ってやらないし、その代わり一生呪ってやるから失礼に私に近づいたこと懺悔しながら独りになって朽ちて死んでけよ。

暖捨離

貴方に書いた歌捨てました忘れないようにと書き留めたあの日の夜を私は捨てました叶わないこの想いに蓋をしましたいろんな曲を聴きはじめましたちょっと大人なあの曲も手にしなかったら知らなかったあの曲もぜんぶ分かるようになりました私はすこし ほんのすこし大人になりました断つことのできないまだあたたかいこの想いに蓋をすることができました

窮屈絵画

熱されているのか 焼かれているのか 分からないままに僅かでも日影を探した黒い線の上頭でなぞる 1から19引っ掻き傷もないこの地図彼女の言う通りどうせ死ぬんだったらこんなとこに居てもだめね黄色い線の上青春謳歌を睨みつけるどうせ死ぬんだったら何したって同じねそれならいっそこの額縁から抜け出してあなたのもとへ行かなくちゃどうせ生きてるんだったら私を連れ出して一度でいいから奪ってみてあなたに着いていくんだから離れないんだから